Sake is people
2022年、細井洋介とルーベン・オーは東京、浅草のバーで出会い、日本酒を愛するという共通点から友情を育みます。また、二人は酒を酌み交わす中でシンガポールの同じ病院で産声を上げたことを知り、運命を感じます。
二人は長年に渡り、日本酒文化を日本から持ち出し、伝統的なルールに縛られないオープンな創造の場を作る方法を模索してきました。彼らにとって日本酒とは、単にその土地のものであるとか、原材料がもたらす様々な微生物的要素以上の意味を持ち、日本酒とは人間に深く関わっていると考えています。
Our Core Values
全ての人々に対しての酒造り
酒造りは日本の芸術ですが、醸造そのものは国際的な芸術です。そのため、私たちは様々な国籍の人材を定期的に雇用し、プロセスに新鮮な視点を取り入れています。
また私たちは、知識を共有する場が必要であり、日本の伝統が重要な鍵であることも理解しています。日本の酒蔵の方々をお招きし、コラボレーションやシンガポールという文化のるつぼを体験してもらう中で、知識を共有しています。
日本酒造りが普遍的な職業となり、業界がより発展することを目標にしています。
更なる技術革新
製造工程を日本国外に置くことで、日本国内では不可能な酒造りを数多く試すことができます。東南アジア地域の食材を使った実験的な酒造りは、日本酒にこれまでにない新たな深みをもたらします。
この実験には、さまざまな麹の栽培方法を模索するために、日本米ではない地元の米を使用することも含まれます。これらはすべて、先進的な技術革新で知られるこの国で行われています。
私たちは国境を越えて新しい知識を求め、それを世界と分かち合いたいと考えています。
文化の架け橋
それぞれの国、人により味覚は異なります。私たちは様々な食べ物を食べて育ち、その食べ物と一緒に様々な飲み物を飲んで育つ。知らず知らずのうちに、その地域の味覚に添って成長しています。
オーキッドクラフトワークスは、知ること、そしてそれにより境界を打ち破り、日本酒をすべてのコミュニティが楽しめるものに近づけるよう努力しています。また日本酒は世界で最も万能な発酵飲料のひとつであることがすでに証明されています。その日本酒にちょっとしたスパイスを加えることで、お客様の顔がほころぶのであれば大成功です。
私たちの夢は、日本酒をあらゆる国で"地酒"にすることです。